第12番札所 焼山寺

          第12番札所 焼山寺

 

 焼山寺山の山腹、標高700mくらいのところにあるこの寺、境内にはうっそうとした杉の巨木が乱立する。

 


役小角(えんのおづぬ)が庵を結んだのが始まりで、修験道の修行地として知られていた。
この山には昔から火を吐く大蛇がいて妖火で山を焼き払って村人に害を与えていたそうだ。
弘法大師は法力でこの大蛇を岩窟に閉じこめたという伝説がある。
これが焼山寺という寺号のいわれである。
その岩窟は焼山寺からさらに登った奥の院に行く途中にあるそうだ。

 



 

 

摩廬山 焼山寺
(まろざん しょうさんじ)
本尊 虚空蔵菩薩