第32番札所 禅師峰寺

    第32番札所 禅師峰寺

 

 峰山にあるため地元の人達には峰寺の通称で親しまれている。
 行基が開いた峰の寺の意味で禅師峰寺と定めたという。

 


 藩主山内一豊が参勤交代に出帆のおりには、航海安全の祈願を欠かさなかった船魂観音で、漁師からの信仰もあつかった。
 鐘楼の後ろには潮の干満で岩のくぼみに溜まる水の水位が変わるという不思議な岩の干満岩や仁王門の仏師定明作木造金剛力士像(国の重要文化財)が見所である。

 



 

 

八葉山 禅師峰寺
(はちようざん ぜんじぶじ)
本尊 十一面観音