第40番札所 観自在寺

                    第40番札所 観自在寺

 

 山号の通り平城天皇の勅願によって弘法大師が開基した。

 


 平城(へいぜい)天皇薬子の変により剃髪して命乞いをした。
 地元出身の女官がその遺髪を本堂の横にある五重塔に納めたという。

 大師堂のまわりには各霊場の砂が敷き詰められ、1周すると四国八十八ヶ所のお砂巡りが出来る。
 また八体仏十二支守り本尊や山門の天井には方位盤などがある。

 薬子の変(くすこのへん)は、平安時代初期に起こった事件。大同5年(810年)に平城上皇嵯峨天皇とが対立するが、嵯峨天皇側が迅速に兵を動かしたことによって、平城上皇が出家して決着する。
 平城上皇の愛妾の尚侍・藤原薬子や、その兄である参議・藤原仲成らが処罰された。


     引用 ウィキペディア

 

 



 

 

平城山 観自在寺
(へいじょうざん かんじざいじ)
本尊 薬師如来