第47番札所 八坂寺
第47番札所 八坂寺
文武天皇の勅願によって伊予国司である越智玉興(おちたまおき)が建立したとあります。
寺の名前が同じことから八坂神社、牛頭天王(スサノオ)が頭に浮かんだのですが、違っていたようで、八つの坂を切り開いて建てたことからこの名前が付いたそうです。
後に紀州から熊野大権現を勧請して十二社権現とともに祀り、修検道の根本道場として盛大になったとあり、やはり午頭天王と関連がありそうです。
本堂の地下には黄金色に輝く万体阿弥陀仏が奉納した出身地ごとに並べて安置してあります。
また本堂と大師堂の間には焔魔堂があり、そこに設置されたトンネルをくぐると地獄界や天国界の描かれた絵を見ることができます。