第63番札所 吉祥寺

    第63番札所 吉祥寺

 

 弘法大師がとおりかかると光り輝く檜を見つけたので、即座にその檜で毘沙門天を刻んで本尊にして創建した。

 


 当初は二十一坊を持つ壮大な寺だったが、豊臣秀吉による戦火で全焼してしまったため、末寺の檜木寺と合併して再興された。
 八十八カ所のなかで本尊が毘沙門天なのはここだけで、脇侍の吉祥天(善膩師童子)も一緒に彫られて安置された。

 



 

 

密教山 吉祥寺
(みっきょうざん きちじょうじ)
本尊 毘沙門天