第18番札所 恩山寺
第18番札所 恩山寺
この寺、元は女人禁制の道場だった。
そのため、玉依御前(母)が弘法大師を訪ねてきたが会えなかった。
大師は女人解禁の秘法を修めて、母と対面したという話しがある。
その時、母は髪を切って出家したので、寺号を母養山 恩山寺と言うようになった。
ちなみに玉依とは神の神託を受ける巫女のような女性を言います。
大師堂の反対側に朽ちかけた建物があったので覗いてみた。
すると中にはお釈迦様の十大弟子の像があった。
般若心経の中に出てくる舎利子はこの中のひとり、舎利仏 (シャリプトラ・しゃりほつ)のことなのです。
だから般若心経はお釈迦様が弟子に向かって悟りを説いているものなのです。
キリスト教の新約聖書、ヨハネによる福音書なども同じような感じですよね。