第53番札所 円明寺

    第53番札所 円明寺

 

 聖武天皇の勅願所として行基阿弥陀如来を刻み、和気の海岸に堂を建てて安置したのが始まりだ。

 


 繰り返し起こる戦乱によって焼失し荒廃していたのを再興された。
 大師堂の横にひっそりと立つ変わった灯籠、キリシタン灯籠といわれマリア観音が刻まれ、隠れキリシタンの信仰に使われていたのではないかとの説もある。
 その他、1650年に本尊の厨子に打ち付けられていた銅板の納札や大師堂の天井絵が見どころだ。

 



 

 

須賀山 円明寺
(すがさん えんみょうじ)
本尊 阿弥陀如来