第35番札所 清滝寺 ここも種間寺と同じく安産に御利益があると言われ、底の抜けた杓子が並ぶ。
第34番札所 種間寺 敏達天皇の時代に四天王寺を建立するため百済から招かれた仏師や工匠が、帰国途中に土佐沖で嵐に遭遇して当地に漂着しました。 そして彼等が航海の安全を祈って薬師如来を刻み安置したのが始まりだそうです。
第33番札所 雪蹊寺 この寺には山門がありません。 元は真言宗の寺であったのですが、長宗我部元親が禅宗である臨済宗に改めたそうで、彼の菩提寺になっています。
第32番札所 禅師峰寺 峰山にあるため地元の人達には峰寺の通称で親しまれている。 行基が開いた峰の寺の意味で禅師峰寺と定めたという。
第31番札所 竹林寺 聖武天皇が唐の五台山に似た霊地を探して寺を建てるように行基に命じた。 行基は自ら文殊菩薩を刻んで本尊としたのが始まりとある。
第30番札所 善楽寺 逢坂峠をこえると墓地の斜面に沿って住宅地を抜ける。 再び県道に出るので、今度は横断して住宅地に入り込んで行く。 分かりにくい道だが、それと思われる森を目指すと、土佐神社があり、寺らしきものをなかなか見つけることができない。…
第29番札所 国分寺 仁王門から長い石畳を歩いていくと、柿葺き(こけらぶき)寄棟造りの本堂がある。
第28番札所 大日寺 大日寺は、国分寺(1国1ヵ寺)についで多い名前のお寺です。 阿波に2ヵ寺(4、13番)とこの寺の3ヵ寺もあります。
第27番札所 神峯寺 土佐の関所ともいわれるこの寺、真っ縦といわれる急な坂を登る。
第26番札所 金剛頂寺 行当岬、つまり行道の場であった岬に建ち、西寺の名で知られる。
第25番札所 津照寺 室津港を見下ろす、小高い丘の上にある。 山門をくぐると右手に大師堂と方丈、そして本堂は正面、125段の右段を登りきった所に建つ。
第24番札所 最御崎寺 23番札所薬王寺から2泊3日をかけて80㎞近い道程を歩いてようやく到着する。
第23番札所 薬王寺 厄落としの寺として知られ、男厄坂42段、女厄坂33段、瑜祇塔(ゆぎとう)までの61段を上ると還暦の厄坂になっている。
第22番札所 平等寺 境内には本堂の他に十王堂と大師堂があるだけの小さな寺。
第21番札所 太龍寺 この寺は「西の高野山」とよばれる山岳修行の地。
第20番札所 鶴林寺 仁王門をくぐると、境内は老杉におおわれて、山岳霊場らしい幽玄な雰囲気が漂う。
第19番札所 立江寺 行基が聖武天皇の妃、光明皇后の安産を祈願して金の地蔵菩薩を刻み、本尊とした。
第18番札所 恩山寺 この寺、元は女人禁制の道場だった。
第17番札所 井戸寺 本尊が聖徳太子の作だといわれている七仏薬師如来。
第16番札所 観音寺 田舎の町中のどこにでもあるようなお寺、古い昔は賑わいだであろうとおりに面している。
第15番札所 国分寺 全国に建立された国分寺の一つ、本堂の横には庭園がある。
第14番札所 常楽寺 本堂脇に立つイチイの木は、弘法大師が糖尿病に苦しむ老人に煎じて飲ませた霊木を植えたものという伝説のあるあららぎの霊木。
第13番札所 大日寺 この寺は名前のごとく本尊は大日如来のはず、ところがこの寺の前にある一宮神社の別当寺となったため、本尊が神社に納められていた十一面観世音菩薩になり、その脇侍仏として大日如来があるというおかしな姿になっている。
第12番札所 焼山寺 焼山寺山の山腹、標高700mくらいのところにあるこの寺、境内にはうっそうとした杉の巨木が乱立する。
第11番札所 藤井寺 弘法大師が五色の藤を植えたことからこの寺号になった。ここの藤棚はノダ藤、レンゲ藤など4月からゴールデンウィークにかけて見所となる。
第10番札所 切幡寺 仁王門を過ぎると本堂までは333段の石段を登らなければならない。
第9番札所 法輪寺 本尊は四国八十八ヶ所の中で唯一の涅槃の釈迦如来像、その姿は顔が西に、右脇を下に、安静にしている。
第8番札所 熊谷寺 四国八十八ヶ所の中で一番大きな仁王門、1687年に建てられ、県の文化財に指定されている。
第7番札所 十楽寺 ここの山門は中国風の白と朱色の鮮やかな鐘楼門(鐘つき堂が一緒になっている)。
第6番札所 安楽寺 山門を入って左手には池の中に錦鯉が泳ぎ、そのむこうには多宝塔がある。